患者の負担が少なく、入院期間も短縮できる婦人科内視鏡

患者の心身の負担を軽減する検査・治療法へのニーズが年々高まるなか、傷が目立たず、手術後の回復も早いとして様々な診療科で活用されているのが内視鏡です。

内視鏡は光の透過性が高く、柔軟性に富んだガラス繊維を利用しており、食道・胃・腸をはじめとするからだの内部をリアルタイムで観察することができるのが最大の特徴です。

また内視鏡の先端には患部をマーキングするための染色液をはじめ、組織を切除するワイヤー、止血するための器具などを取り付けることができるため、検査と同時に手術も行なうことができます。

腹腔鏡手術は、腹部に開けた3ミリ〜10ミリ程度の複数の穴から、内視鏡を挿入して行います。婦人科では子宮内膜症、子宮筋腫、子宮外妊娠などの治療に用いられています。

膣から子宮に義具を挿入して行う子宮鏡手術は、子宮内膜症やポリープの切除などに使用されています。その他、膣から挿入した細い管で、不妊の原因となる卵管のつまりを解消する卵管鏡手術も普及しています。

ただし内視鏡手術は通常の手術に比べて、視野と器具の動きが限定されるため、医師に高い技術が求められます。そこで日本内視鏡外科学会では、消化器・一般外科、泌尿器科、産婦人科、整形外科、小児外科などの専門分野ごとに技術認定制度を設けています。

 

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